働く女性を応援する社長の日記 -5ページ目

新内閣

自民党総裁交替によって、次期内閣の構成が話題になっています。 


  プロ野球チームでいえば、編成部門の仕事ぶりに注目が集まっているということになります。編成の腕によって、監督以下の仕事の仕方が、全く違ってくるわけですから、とても大切な役割です。 料理でいえば、さしずめ、素材をどうするかを、この段階で決定してしまうわけです。美味しい素材であれば、料理しないで、そのまま盛り付けるだけでOKだったりするわけですから。


  ただ、私的には、組閣よりも興味深いことがあります。


  それは、


  郵政民営化反対で、自民党を出された議員が、復党するのかどうかということです。


あるいは、


  刺客候補によって、落選に追いやられた前議員が、自民党公認として、次期選挙に出馬できるかどうかということです。



 興味深いことは、ほとんどの該当者は、復党できると考えていることです。 それを前提にして、いかに「かっこうよく」復党するかを考えている。以外に、余裕あるわけです。



 民間企業であれば、会社方針に反対して辞めていった幹部が、わずか1年ほどで戻るなんてことは、考えられません。

もしかしたら、町のテニス倶楽部でも同じことかもしれません。



政治は茶番



 そんな 噂を、現実であると証明するような うすっぺらな演劇は見せて欲しくないものです。




箍が外れた日本

世間は、紀子妃の男子出産の話題で、お祝いムード一色です。 このことについては、心から、「おめでとうございます」と申し上げたいと思います。 まさに、 The Princess だと感じました。


 

 しかし、現実に舞い戻れば、今の日本、どうしてしまったのでしょうか。


 例えて言うならば、 危機感の全くないマネージメント層が、会社を腐らせていく そんな組織に見えてきます。


 

★海上自衛隊のミサイル船が、実弾を含む10発を誤射。

  民家や基地に向けて、実弾を発射したのですよ。 言い訳を聞くと、演習で全部発射した後だと思ったとのこと。せめて、確認くらいしませんかね。 外出する時、ドアをロックした後でさえも、念のため、ドアノブをガチャガチャしてみますけれど。 負傷者死者が出なかっただけでも、ラッキーでした。 テポドンより怖いミサイルが、こんな身近に。。。。


★岐阜県庁の裏金は、氷山の一角

  日本中の、いろいろな県で、裏金を作っていたそうです。それも、100億円超え。 そんなに税金が余っているなら、返してください、ほんと。 公務員が、100億円を超える裏金を私的に流用している今日この頃、近所の老夫婦は、10,000円を節約するために、大変な苦労をしていました。また、ある友人は、4万円の税金を支払えないことで、愛車を手放しました。また、都税事務所へ立ち寄ってみると、仕事のない50歳くらいの職員が4人、自動販売機の前で、おしゃべりしていました。 公務員って、どういう職責なのか知っています、、よ、、、ね。


★福岡の飲酒運転

  3人の子供の命を奪った飲酒運転。聞けば、福岡市役所では、これまでにも、何人もの飲酒運転、酒気帯び運転が報告されているそうではないですか。民間だったら、首ですよ、首。 しかも、この事件の報道が連日されている中、またまた、同じ事件が起きている。 もはや、訳がわかりません。 公務員は、飲酒運転を認められているのでした?


★皇室典範のはなし

  男子が生まれた瞬間、またまた、議論は先送り。 今の方法に問題があったわけですよね。それで、一時は、早期の皇室典範改正を目指したのですよね。 ルールは、早めに用意すべきものと思うのですが、国会では通用しないらしい。 おそらく、今の議員さんは、夏休み最後の日に、一気に宿題を片付けたのでしょう。 でも、今回ばかりは、手伝ってくれるご両親は、いらっしゃいません。 まさに、 喉元過ぎれば、、、 ですね。


そのほかにも、いろいろありますが、気分が悪くなるので、このあたりで。



タガが外れた日本


大人が駄目だから、少年事件が起きているのでは、ないのですか?



オリンピック候補地

わが国のオリンピック招致候補地は、東京都 に決定しました。


福岡市は、善戦しましたが、惜しくも東京都に負ける結果となりました。



 さて、報道によると、 福岡市を抑えて 東京都に決定した理由は、 「財政基盤の強固さ」 とのことでした。 もちろん、他にもいろいろな理由はあるのでしょうが、基本的に、勝敗を決した理由が、財政 であることは、疑いのないところでした。 これまで、両都市とも、多くの人々が、多くの予算と時間を使って、承知合戦を繰り広げたわけです。 


 実際、僕も、先日福岡へ行って、福岡市内のいろいろな展示物、掲示物を見てきました。 チラシを配っている人もおりました。天神などの繁華街には、見慣れた黄色と青の旗が、ひらめいておりました。


 日々の1万円を効率的に使うために、頭を悩ませている中小企業や、一般家庭がある中で、これらの費用は、どのように理解すべきでしょうか。 会場予定地をヘリコプターで視察する光景は、どのように理解するべきでしょうか。



 決定の最大の基準が 「財政基盤」 であったなら、


 両都市の財務諸表を見るだけでよかったのではないですか?


 戦う前から、勝負が決まっていたのなら、それこそ、机上のケーススタディだけでよかったのでは?


素朴な疑問を持った、今日でした。


夏の高校野球

例年の決勝戦と、今年の決勝戦とを比較して、最も違ったこと。



それは、



決勝戦で負けたチームの選手が、笑顔で甲子園球場を後にしたこと。


そこには涙がなかった。


すばらしい大会でした。



王監督の入院・手術からはじまった、早稲田実業優勝へのドラマ。


9回ツーアウトランナー無しからの8点取っての大逆転、そして、さらなる大逆転。


決勝戦のドラマ。



こんな台本を書いたら、 「夢物語書いていたらマズイでしょ。」 と言われそうな現実。



駒苫は、立派な準優勝校です。

3年間で1敗しかしていないのですから。



そして、秋に向かいます。





小泉首相による靖国神社参拝のこと

今日は、終戦記念日。

鎮魂の心のもと、二度と戦争という不幸な歴史を刻まないと、改めて誓う一日です。



 さて、今日8月15日は、朝から、小泉首相の靖国神社参拝のニュースでいっぱいです。


小泉首相は、その後、10時頃から記者会見を行い、本日の参拝の背景を説明した。

しかし、

その言葉を、素直に受け入れようとする人は、極めて少ない。残念なことであります。


 誤解を恐れず、はっきり言います。


 僕が小泉首相の立場だったら、参拝に行きますけど。



よく、ここで書くのですが、マスメディアの薄っぺらい知識と思い込みには辟易しております。

それと、くだらない政治のパワーゲームと。


いくらでも、怪しい根拠は紹介できます。


・昭和天皇は、A級戦犯合祀以降、靖国参拝を取りやめられたというウソ

 →陛下による最後の靖国参拝の後、3年程たってから、合祀されてます。これ、明らかにおかしいでしょう。

  むしろ、当時の三木首相発言の方がインパクトあったのでは。


・A級戦犯の遺族は、皆、そのことを歓迎していて、分祀などは、とんでもないというウソ

 →合祀に、あくまでもこだわる遺族は、2件だけだという現実。


・中国、韓国の反発は、合祀していることが原因だというウソ。

 →メディアで両国の反発が表面化したのは、小泉首相の最初の8月13日の靖国参拝からです。せいぜい5年強前。

   ちなみに合祀されてから、既に20年以上経過しているのです。

   なぜ、合祀された時に、今のような反対の態度を両国は表明しなかった?

   理由ですか?

   簡単です。

   政治の、、外交上のカードにしているだけです。


 →両国の強烈な反発が報道された8月15日、

   東京ディズニーリゾートには、たくさんの中国人と韓国人が訪れていたそうです。



極めて個人的な、心の問題を、


政治のネタにしたり、


視聴率争奪の武器にしたり、


少しでも有利な立場に立つための外交カードにしたり、


くだらない評論のネタにしているのは、


それは、誰なのですか?



一方では、政教分離という。


しかし、エルサレムでは、いつも、宗教戦争が行われている。



観念論 とか、 机上の空論とか、

そういうこと、やめませんか。。。



終戦記念日の、今日のニュースで、いちばん印象にのこっているもの、


それは、


戦争当時の食事をしてみようというものでした。


小さな子供が、当時の食事を再現したものを口にして、

「昔は、こういうご飯を食べていたんだと思うと、今は、幸せです。」と言います。

しかし、

実際の戦争経験者が、同じものを食べて、

「こんない美味しくなかった。」


もっと、生々しいものなのだと実感しました。


問題 と 事件

レストランのアルバイトが1万円をネコババすると、


これは、


窃盗事件


そのまま警察のお世話になります。




岐阜県庁の職員が、4億円を私用に流用したり、

数百万円のお金を燃やした場合、これは


県庁問題


反省してお詫びすれば、終りらしい。



それなら、民間の私たちにも、 


万一の場合には、


「事件にしますか? 問題にしますか?」


と尋ねてほしい。




民事訴訟

sojou なんと、夏風邪をひいてしまい、体調最悪となってしまいました。


 簡単に治ると思っていたのですが、長引いております。 最初は、咳が時々出る程度でしたので、おとなしくしていたのですが、どうやらそれだけでは終わらず、フルコースを体験しなければ終わらない様子です。 特に、声が出にくくなってしまったために、電話を使う時に不便を感じます。どうしても、じっくり説明しなければならない場面でも、説明を省略してしまいます。


 さて、取引先の中に、契約に基づく代金を支払ってくれない会社があり、再三の催促にもかかわらず、契約を守ってくれない状況が続いておりました。 そんなわけで、今回は、自分の勉強も兼ねて、


 自分で裁判所へ出かけて訴状を提出してきました。


 顧問料を支払ってくださいという訴状です。


 裁判所と言っても簡易裁判所なので、なんと、弁護士先生に頼まなくても、自分で簡単に訴えを起こすことができます。


 最初に、相談コーナーがあるので、そこで書式をもらって、説明を聞きます。


 その後、自分で訴状を書いて、証拠書類を添付して、もう一度、相談コーナーへ行くと、そこで、丁寧に様式チェックをしていただき、 文章なんかも修正してもらえます。 これに、きわめて低額の印紙と連絡用の郵便切手を添えて、窓口へ提出して受理されたら、訴状提出が終わります。


そうすると、写真のような受付書類をいただくことができます。


これで、本件については、僕が原告です。


裁判は9月なので、間もなく、被告サイドには、呼出の郵便が届くはずです。


裁判を待たずに、支払ってくれることを期待します。






王子製紙による敵対M&A



業界最大手である「王子製紙」が、「北越製紙」の敵対的買収に乗り出しました。 

その方法は、TOBによる過半数の株式取得というものであります。


 思えば、一般の方が、この種の言葉を普通に受け入れるようになった経緯が、ほかならぬ、ライブドアによるニッポン放送買収事件の時であります。連日、連続ドラマのように、テレビに登場する この話題を通じて、株式用語や、企業買収に関する用語が、市民権を得るようになりました。また、これらの報道を通じて、M&Aを専門とする一部の弁護士先生は、新たなステージを獲得していきました。


 ただし、当時の報道と、今回のそれでは、明らかにメディアや、政界、そして一般市民の受け止め方が違っているように思いませんか?


 今回のTOBについての受け止め方は、概ね、冷静にWatchされているように感じませんか?


なかには、

「まともな会社が、まともな会社を参加に納めようとする まともなM&A」

等というコメントをする専門家もおります。


 この場合は、資金源は誰だとか、買収される側の従業員の不満とか、そういった報道はされていません。

絶対に、不安や不満はあるはずです。 もっとも、経営陣にしてみれば、不安を超えて、明らかに、もっと切実な危機ですが。



 さて、ライブドアや、楽天、村上ファンドによる買収騒ぎとの決定的な差、それは、それらが、


ファンド や 異業種による買収騒ぎだったことだと思います。


 それに加えて、オールドビジネスから見れば、異端児によるものだというバイアスは、もちろん有ったでしょう。

ここでも、僕は、メディアのバランス感覚に疑問を持っています。


つまり、社会の関心度によって、ニュースの量は変わってくるとしか思えないのです。



 王子製紙が北越製紙を傘下に取り込みたい。 当然、裏には金融機関が付いているはずですが、そういう意味では、ファンドによる買収と、基本的な違いはないと思うのです。それでも、報道は冷静。


なぜか?


それは、


「一般市民が、本件TOBには、あまり興味がない。」


ということです。



劇場型が望まれるのは、なにも、政治に限ったことではないようです。


実は、劇場型を最も切望しているのは、コンテンツ不足に悩むメディアではないでしょうか。




なぜ今頃。。。という話

TVの報道番組や、ワイドショーを眺めていると、時々、

「(こんな簡単な情報が) なぜ、今頃出てくるのでしょう?」

という発言を、真顔でする出演者がおります。


例えば、児童2人の殺人・死体遺棄容疑の問われている 秋田県の畠山容疑者の事件。


彩香ちゃんの骨折は、頭だけではなかった。

実は、遺体発見現場に、より近い橋の上での目撃情報があった。

川原の足跡ち、積み石の当事者が別にいた・・・・


当局は、昨日になってこのような情報を知ったわけでなはく、タイミングを見て、情報を出してくるわけです。当局は公判を維持しなければならないのですから、情報を蓄積して、それに順番と優先度をつけて、情報をコントロールしてくることは自明のこと。

 一方、マスコミは、 最新情報こそ命 という姿勢がみえみえ。


今頃出てくるのではなく、 今だから、出てきたわけでしょう?!

新聞の記事を読むだけの出演者のあなた、行間を読めとは言わないが、せめて、その日の記事に紹介された新事実の背景だけは読んだ方が良いと思います。



同じようなことは、他にもあります。



沖縄返還交渉の際の裏取引のことも、同じ。



・直近では、昭和天皇のお言葉に関するメモのことも、同じ。 今だから出たわけでしょう。

 あと一ヶ月もすれば、小泉首相が靖国参拝をするのかという話題が出てきます。

 合祀問題、戦没者追悼施設の話題が出てきます。

 お言葉が、大きなインパクトを持つことは明らかであり、関係者が、これを軸にストーリー考えます。


 そうそう、「メモだから意味がない、証拠能力がない」という、ビックリ発言をする評論家がいました。

 当局の取調べにおいて、最も有効な証拠は、「手書きのメモ」。

 メモを作った背景を確定することにより、これほど有力な証拠はないのです。


 あとは、昭和天皇が実際にとられた行動、日常のお考えをすり合わせてみれば、明らか。

ここでも、「今頃、こんなメモが出て困った。」という方がいらしたようですが、、、、いやはや。



小泉首相になってからというもの、

「何で今頃、こんなタイミングの良い時に?」という事象が多くなかったですか?

橋本派の疑惑、ライブドアー事件と耐震構造疑惑の発生時期、村上ファンドのこと、西武鉄道のこと、、、



PS)

株式購入権訴訟、いわゆる、ストックオプションで得た収入が一時所得か給与所得かで争っていた裁判ですが、どうやら、最高裁で弁論が開かれることになったようです。これにより、給与所得であるとした二審判決が見直される可能性があります。

個人的な考え(要望?)としては、将来実現するかどうかわからない所得である以上、すくなくとも、労働の対価としての給与所得にはなじまないと思います。もっとも、税務当局として、より税率の高い所得であるという整理をしたいのは分かりますけれど。



雨宿りしております。

ミーティングの合間の移動中、いきなり雨が降ってきたので、 六本木ヒルズ・けやき坂のスタバへ逃げ込みました。 かなり、しっかり降る雨をガラス越しに見ながら、メールチェック中。

そして、その後、ついでに、BLOGをチェック!


今日の夕方のニュースの話題は、 横浜地裁の判決。

高校生多数を死傷させた 危険運転傷害致死の事件のことです。

求刑が、最大刑罰としての懲役20年に対して、判決は懲役16年。 被害者は、これを不服として、控訴するようです。 求刑に対して、ある基準を持って減刑するという慣習(?)、判例(?)は、確実に存在するようですが、それならば、どのような交通事故をおこせば、最大刑罰が適用されるのでしょうか。


求刑>判決


このような例は、最近、特に注目されております。


山口の母子殺人事件もそうですし、

先日の、女児強姦殺人もそうです。



わが国での、新裁判員制度導入が現実のものになった今、 これらのニュースは、単なるブラウン管の向こうの出来事ではなくなりつつあります。



さて、雨のあがったようです。