小泉首相による靖国神社参拝のこと
今日は、終戦記念日。
鎮魂の心のもと、二度と戦争という不幸な歴史を刻まないと、改めて誓う一日です。
さて、今日8月15日は、朝から、小泉首相の靖国神社参拝のニュースでいっぱいです。
小泉首相は、その後、10時頃から記者会見を行い、本日の参拝の背景を説明した。
しかし、
その言葉を、素直に受け入れようとする人は、極めて少ない。残念なことであります。
誤解を恐れず、はっきり言います。
僕が小泉首相の立場だったら、参拝に行きますけど。
よく、ここで書くのですが、マスメディアの薄っぺらい知識と思い込みには辟易しております。
それと、くだらない政治のパワーゲームと。
いくらでも、怪しい根拠は紹介できます。
・昭和天皇は、A級戦犯合祀以降、靖国参拝を取りやめられたというウソ
→陛下による最後の靖国参拝の後、3年程たってから、合祀されてます。これ、明らかにおかしいでしょう。
むしろ、当時の三木首相発言の方がインパクトあったのでは。
・A級戦犯の遺族は、皆、そのことを歓迎していて、分祀などは、とんでもないというウソ
→合祀に、あくまでもこだわる遺族は、2件だけだという現実。
・中国、韓国の反発は、合祀していることが原因だというウソ。
→メディアで両国の反発が表面化したのは、小泉首相の最初の8月13日の靖国参拝からです。せいぜい5年強前。
ちなみに合祀されてから、既に20年以上経過しているのです。
なぜ、合祀された時に、今のような反対の態度を両国は表明しなかった?
理由ですか?
簡単です。
政治の、、外交上のカードにしているだけです。
→両国の強烈な反発が報道された8月15日、
東京ディズニーリゾートには、たくさんの中国人と韓国人が訪れていたそうです。
極めて個人的な、心の問題を、
政治のネタにしたり、
視聴率争奪の武器にしたり、
少しでも有利な立場に立つための外交カードにしたり、
くだらない評論のネタにしているのは、
それは、誰なのですか?
一方では、政教分離という。
しかし、エルサレムでは、いつも、宗教戦争が行われている。
観念論 とか、 机上の空論とか、
そういうこと、やめませんか。。。
終戦記念日の、今日のニュースで、いちばん印象にのこっているもの、
それは、
戦争当時の食事をしてみようというものでした。
小さな子供が、当時の食事を再現したものを口にして、
「昔は、こういうご飯を食べていたんだと思うと、今は、幸せです。」と言います。
しかし、
実際の戦争経験者が、同じものを食べて、
「こんない美味しくなかった。」
もっと、生々しいものなのだと実感しました。