沈み行く国
福田政権の無策ぶりは、もはや、理解・想像の域を超えております。
官僚組織以上に硬直化したリーダー、体温の感じられない閣僚。 先例のない新しいことに挑戦するのが「政治」であるはずですが、そのような意志が見られません。
参議院で否決された日銀総裁候補を、わざわざ衆議院で可決して見せる。。。。 無駄な採決をやってみせる必要があるのでしょうか。 これは、「政府与党としては、旧大蔵省OBを推薦しましたよ!」というポーズなのでしょうか。
暫定税率の問題でも同じ。理由、事の良し悪しは別としても、野党が賛成しないといい続けている政府・与党案について、一向に修正・歩みよりに応じようとはしない。だめなものは、だめなわけですから。
この二つの例は、いずれも、かなり前から期限のあることを知っていた事案。 もう少し前に動いていたら、対策も出来たわけです。
仕事の現場で、新人君や、部下を叱る話題の定番って、あるでしょう?
「納期は、後ろにあわせるな! 前倒しで進めろ!」 って。
政治の世界では、納期はギリギリに合わせるものらしいです。 そして、期日を守れない場合は、
ねじれ国会の状態では、決定プロセスが上手に動かない と言います。
それなら、 正々堂々と、
解散総選挙してみたらどうでしょう?!
ねじれ国会は、解消するかもしれません。
自民党の論客も、心機一転、政府与党を追及する側に回ってみたらどうでしょうか?
もっとも、細川政権時代に、野党の悲哀を味わった面々に、度胸があるかどうかは不明ですが。。。。
みなさま、良い週末を。