スタグフレーション | 働く女性を応援する社長の日記

スタグフレーション

この連休、食品スーパーへ出かけました。 そして、野菜コーナーを見て驚きました。


 野菜の価格が、僕が見ても分る位、大きく上昇しています。 自分で食品の買出しに出ることが少ないためか、こういう現実を見ると、物価上昇トレンドを身近に感じてしまいます。 ハウスもののミニトマトの小さなパックが400円近くしている様子は、まさに、原油高のインパクトを実感する現実です。


 景気の上昇につれて、物価があがっていく、当然、この場合は全体が上昇するので、給料も上がりますが、こうやって推移していくことを、インフレと言います。



 さて、今の日本、物価が上昇しています。 しかし、今回は、ちょっと事情が違います。


 物価は上がっているけれど、景気は良くない。 むしろ悪くなっています。

 僕の周囲には、大企業勤務者以上に、中小、中堅起業勤務者や、自営の働く女性が多い。 彼女たちの声からは、明らかに 不況感が伝わってきます。



 今、物価は上がるけれど、景気が悪くなっている、そして、結果として、給料も上がらない。 明らかな、スタグフレーション傾向です。


 そうなのです。 ますます、個人が使うことのできるお金が少なくなっています。 事実、今、比較的がんばっている会社は、海外に商品を売っている会社です。


 あなたの会社は、国内での仕事が中心ですか?

 国内消費が冷え込む中、国内の仕事で会社を維持できるのは、国の仕事をする以外にないのではないかと思ってしまいます。


 これからは、お題目ではなく、本当に、海外顧客の開拓を進めなければ、日本は立ち行かないのではないかと考えてしまいます。