もう一つの冬
肌で感じる寒さ。
これは、いろいろな方法で、回避することができます。
しかし、心で感じる寒さについては、自分自身では、どうしようもないのです。
心で感じる暖かさ。
それは、人に対する優しさとか、気遣い、思いやりを通じて、初めて感じることができること。 暖かい社会を実感するのは、そういった思いやり、優しさだと思います。 そして、そのような心地よさを感じる社会こそ、そこに存在する慶びを感じる事実、そのものだと思います。
12月10日(月)。
薬害C型肝炎の被害者が、総理大臣の政治決断を求めました。
そして、
見事に 裏切られました。
総理大臣の、委員会での答弁、そして、午後6時の記者会見の内容については、 冬の空気ような 冷たさを感じました。 明らかに、国のミスによる薬害C型肝炎被害者を、どうして救済できないのでしょうか。
全員を救済しても、その費用(もちろん、お金で済むことではありません)は、たかが知れています。
無駄な道路工事費用が、1兆円以上。
100を超える天下り団体への税金投入が、1兆2千万円。
わけのわからない、箱物だけで、数千億。
そんなお金があるなら、命の救済に使ってもらえないものでしょうか。
年間4兆円の防衛予算。
その一部だけを、一年だけ繰り越すだけ。
そんなことも不可能なのかな。。。。。
美しい国日本、そんな言葉もありました。