自民党総裁選
信じられな~い!
そんな安部首相の電撃辞任事件の後、自民党の総裁選が始まりました。 今回は、先の小泉首相誕生の状況とは違って、全国の自民党員の投票が、山を動かすというシステムにはなっていないので、まずは、無難に、新総裁が決定することでしょう。
候補者決定のプロセスについて、旧自民党への回顧であるなどの批判、派閥政治の復活だという評論がありますが、これは、ま、当たっているでしょう。
自民党の議員は、細川政権時代に味わった「野党の悲哀」が身にしみているので、何があっても、野党への転落は避けたい。 そして、小選挙区で公認を取れなかった候補者の悲哀を見ているから、自民党内での非主流派への転落も避けたい。 そういう背景を理解していれば、今回の流れは、理解できるものです。
そんな中、僕が、もっとも ガッカリしたのが、 小泉チルドレンの動向。
口では、いろいろと言い訳をしますが、 結局は、
次回総選挙での公認外しが怖かっただけです。
もともと、バブル当選した面々。 公認されても、この逆風では、当選確率は半分以下でしょう。 そんな中、主流派を外されてしまえば、せいぜい、比例区での下位順位での公認が、関の山。 そうなれば、落選は確実。
本来、バブル当選。 この2年強、良い夢を見たとあきらめるだけの度胸は、ないようですね。
チルドレンたちは、親である小泉首相の再登板を直訴しました。 しかし、そんな子供の気持ちとは裏腹に、生みの親は、彼らを突き放しました。
自立してみろ。
できない者は、国会を去れ。
それでも、当選してきた者にこそ、未来はある、そういいうメッセージだと思います。
これは、まさに、百獣の王が 子供を育てる手法と同じ。 谷底に突き落としても、這い上がってきた子供こそが、将来を拓く可能性をキープできるわけです。
小泉首相は、
ライオンヘアー だったではないですか。